2006年12月24日

ありがとう薮田 光教

「こちらスネーク。ターゲットは、まだ姿を見せません。」
土曜日の朝、雁ノ巣にて、遅れて到着予定の友人達にメールを送る。
この日、福岡を去る薮田が、雁ノ巣に荷物を取りに現れる?という情報を入手した我々。
新加入ながら今期5得点でチーム得点王、やさしそうな外見に似合わない闘志溢れるプレイスタイルで多くの女性ファンを虜にし、(そんな彼女達は薮田ギャルと呼ばれている)降格戦線の矢面で最後までチームの為に走り続けてくれた男。
個人的にも同い年ということで、同世代の誇りとして応援していたし、もっともっと福岡で輝いてくれると思っていた。
だが、クラブ側からだされたのは非情なり、戦力外通告。
たった1年で福岡を去ることが決まってしまった。
そんな薮田にどうしても、最後の挨拶がしたい。
天皇杯浦和戦後、空港で出待ちするも会えず、感謝の集いも欠席されたらしく(B級ライセンス取得のためそのまま関東に留まっていたらしい。)
このまま、福岡から帰してなるものか、ということでこの日のチャンスに賭ける僕達。

朝日眩しい雁ノ巣は肌寒く、まだ人影も少ない。
ジュニアと松ぼっくりを拾ったりしていると、Jリーグ創世紀はジェフファン、リティ政権下での中西永輔獲得を熱望する嫁が、息を切らして走って来た。
「リ、リティを発見しました…。」
確かに、そこには数人のスタッフを引き連れ、念入りに練習場を視察するリティの姿が…。
心の中で、会見で川島のことを褒めてくれてありがとう。来期は光平・川島ラインを復活させて下さいと祈る。

以心伝心で続々と集まってくるアビスパマニア達と、(市外から高速を光速で飛ばして来た人、仕事をおっ放り出して来た人、体調不良にもめげずやって来た人など、みんな愛すべきマニア達だ。)
新監督を肴に(笑)ロビーで談笑しながら、薮田到着を待つ。
そして、リティがクラブハウスを引き上げようとしたその時、グッドタイミングで、薮田到着。
思いがけないリティとの再会。
2人はしばらく話したあと、がっちりと握手。
この場にいた誰もがそう思ったはず、「リティ、再契約という手がありますよ。」と。

薮田はこの日もタイトなジャージスタイル、Lottoのジャージが日本一似合う男だ。
薮田ギャル達を筆頭に、一人一人が思いを伝える。
僕は「J1での今年1年、薮田さんのおかげでとても楽しく過ごせました。ありがとうございました。」と伝えた。
最後はみんなで記念撮影。
薮田はなんと「おれもカメラ取ってくる!」と行って車からカメラを持ってきた。
その言葉を聞いた瞬間、思った。
選手・サポーター・フロント、決して1枚岩でやってこれたシーズンではなかったかもしれない。
最終的にはJ2降格と現実の厳しさを知った。

でも、この瞬間、薮田には僕達の思いが、確かに届いた。

最後は卒業式のようにアーチを作って薮田ロードを作って、見送った。
薮田は何度も頭を下げて、車に乗っていった。
外は寒かったけど、あの空間だけは、ほっこりした暖かい空気が流れていた。


僕達は、薮田 光教のことを忘れない。

薮田 光教と共に駆け抜けた2006年のシーズンを忘れない。

来年は必ず薮田 光教と共に戦ったJ1の舞台に必ず戻ってくる。

地獄のJ2ロードも耐えて勝つ!

薮田 光教のこれからのサッカー人生がもっともっと輝く物になりますように!!


今日の1曲(パクリ)「Sky High/Free TEMPO」
posted by マッシモ at 12:53| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アビスパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/30175711

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。